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簡単な木製品の設計と製作(道具箱の製作)
第1学年 技術 ・家庭科学習指導案
1994.6.14. コンピュータ室
指導者 鈴木 光英
A.題 材 簡単な木製品の設計と製作(道具箱の製作)

B.目 標
 

1 木材の特徴及び性質と加工法との関係を理解させる。

2 製作品をキャビネット図や等角図、正投影図(第三角法)で描くことができるようにする。

3 木工具を適切に使用し、寸法通りに加工ができるようにする。

4 見通しを持って、ていねいに作品を作っていく力を育てていく。

5 お互いに協力し合い、励まし合いながら作品を完成させていく態度を育てる。


C. 指導にあたって
 

1.道具箱の製作を通す中で学習できることをまとめてみれば、
a. 木材を加工する中で、情緒的な安らぎを覚えると共に、完成させたときの喜びと充実感を味わうことができる。
b. 製図を描いたり、読み取る力を体得できる。
c. のこぎりやかんな等の刃物を扱う中で、集中して真剣に作業する態度を養うことができる。
d. くぎ打ちや穴あけなどの組立段階での工作の中で巧緻性が養われる。
e. 見通しを持って作業をする態度を養うことができる。
f. 木材の性質や特徴を知るとともに、木材が私たちの暮らしと文化にどのような関わり合いをもっているかを学習していける。
 以上のような点が挙げられる。

 便利な物が比較的簡単に、そして安く手に入る現代社会において、一枚の板を時間を掛けて加工し、作品を完成させていくことは、物の価値や精神的なゆとり、加工技術の中に生かされている人々の知恵を学習でき、人間としての生き方を考えり、見つめたりできるものへ発展していけると思われる。

2.男女11名の3班編成で授業を進めている。班は生まれた月毎にグループを作り、人数を調整してできている。全体的に授業への取り組みは熱心であるが、提出物に対してはルーズな面が多々みられる。A君は教科員として頑張っている。H君は少々の問題で教師に助けを求めてくるがパソコンを使った学習では積極的で班員をリードしている。班長としての自覚もある。I君は班長ではあるが班員をまとめきれないでいる。女子ではKさんがまじめであるが、友だちと親しめないところがやや見受けられる。

3. 課題解決型の学習方法を取り入れ、学習課題をしっかりと把握させ、その解決に向けて、自分は何をすればいいのか、わかっていること、わからないこと、調べること、確かめることは何かなどを班単位に確認させて進めていきたい。その中で、班長としての行動や班員としての要求、班のまとまりなどを通し、人間関係を豊かにつくり出していくことを学ばせていきたい。そのために班ノートをもうけ、学習への取り組み状況及び班の協力性を振り返させるとともに、それに教師のメモを書き込みながら生徒理解を図っている

 また、学習状況を把握するために、形成関係図を用いて、見通しを持った学習と、なにがわかってなにがわかっていないかをはっきりさせながら授業を進めていきたい。


D.指導計画(35時間扱い)
 
小題材
時間
学習内容
配慮事項







オリエンテ−ション

道具箱の考案

製作課題の整理

課題解決のための計画



・授業の進め方、約束ごと 
  • 設計
  • 完成するまでの問題点を出し合う
・問題点の解決方法を話し合う

班編成

話し合いのやり方

話を聞く態度

発表の仕方









製作方法の研究 

石鹸入れの工作を通して

15
 

本時

15

13

  • 木材の性質と特徴 
  • 図面の読み方
・木工具の使い方と加工技術

 さしがねを使う,のこびき、かんながけ,くぎ打ち

 やすりがけ  

  • 塗装
・キャビネット図、等角図

 ・第三角法による描き表し方

つまずきのある生徒に対しての個別指導をやり、製作

意欲を失わないようにする

整理整頓

評価





製作実習

道具箱の製作

13 ・工程表の作成

 ・材料の点検

 ・部品加工

 ・組立  

  • 完成品の点検
・作品発表会
見通しを持った学習

ていねいで、正確な加工

安全性を考えた作業

評価








学習のまとめ
 

木材の役割と利用について考える



・製作の反省

 ・相互評価をする  

  • ビデオ「私たちの森林」をみて話し合う
・課題レポート作成

評価の観点

課題レポート

E. 本時の指導

1.題材 第三角法による立体の描き表し方

2.目標

a. 立体を第三角法で描く必要性がわかる。

b. 簡単な立体を第三角法で描き表すことができるようになる。                         

具体目標
学習活動
指導上の留意点






る 
 










 
 
 
 
 







なぜ第三角法の描き方が必要であるかに気づく。
 
 
 
 
 
 
 
 

第三角法で描き表す方法を知る。
 
 
 
 
 
 
 
 

立体を第三角法で描く。
 
 
 
 
 

本時のまとめをする

  • ・キャビネット図、等角図での問題点に気づく。
・ステップ 1

 「どんな立体かな?」
考えさせる

どんな描き表し方をすればいいんだろう?

・ステップ 2

 「立体をこのように描いてみたら」

 ・それぞれの面をわけて描けばわかりやすいことに気づく。

・ステップ 3

 「描き方を調べてみよう。」

・ステップ 4

 「簡単な立体を第三角法で描いてみよう。」

 1 正面図を描く

 2 平面図を描く

 3 右側面図を描く  

  1. 〜(F)の練習問題を描く。
・作品の評価をする。

・形成関係図を使って自己評価をする。

・宿題

・班の学習態度の反省

  • ・集中させる。
  • ・魚を描くとき、皆はどのように描くかな?
  • ・視覚的に誤解を招き易い立体を見て考えさせる。

 
 
  • ・個別学習
  • ・机間巡視をする
・全員できたか確認
 
  • 全員できたか確認

 
 

・ つまずいている生徒への援助。
 
 
 
 
 

・学習のようすについて、班長から報告させる。

 (頑張ったこと)

 (つまずき )

評 価

○ 簡単な立体を第三角法で描き表すことができるようになったか。

○ 班で協力して学習を進めていたか?


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